Arthurian Legend
アーサー王伝説
アーサーはブリテン王ウーサーの隠し子でした。
本人はそのことを知らず、魔術師マーリン、そしてその部下であるエクター卿に預けられて育ちます。
成長後、「この剣エクスキャリバーは王に選ばれし者しか抜けない」という剣を抜き、王へ就任。
ブリテン統一後、アーサーとギネヴィアの結婚。
アーサーは結婚前に、モルガンを異父姉と知らず、子供をつくっています。
その子供が後に自分を追いつめることになるモードレッド。
アーサーは反対を押し切って結婚したのですが、結果、
彼女とランスロットの不倫関係がブリテンの崩壊に繋がります。
ランスロットはフランスからやってきた騎士で、「完璧な騎士」として大いに活躍します。
王からの信頼も厚かったのですが、ギネヴィアとの不倫関係を暴かれ、処刑されることに。
助けに駆け付けたランスロットは、王妃と逃亡。
アーサー王はランスロットの討伐へ向かいますが、
その間に不満を持っていた不義の息子・モルドレッドが反乱を起こしました。
戻るものの、慕ってくれていた円卓の騎士たちが次々に倒れていきます。
激しい戦いの末、アーサー王はカムランの丘でモルドレッドを討ちますが、
モルドレッドも父親へ渾身の一撃。
それによって致命傷を負ったアーサー王は自分の死を悟り、愛剣エクスカリバーを湖に返還します。
そして現れた湖の乙女たちにアーサー王は連れられ、
傷を癒すために伝説の島・アヴァロンへ旅立ちました。
今でもアーサー王はアヴァロンにおり、
危機がやってきた時に救いにくるということが、言い伝えとして残っています。